眼は脳と繋がっている!
パソコン画面を集中して見ていると目が疲れるだけじゃなくて、
肩が凝ったり、頭痛がしたり・・・
目とは関係ない箇所に影響が出てきます。
実は眼にはたくさんの神経があって、脳に直接繋がっています。
ここでは、眼と脳との関係などについてお話していきます。
ピント調節する筋肉は自律神経と繋がっています!
近くを見るときに水晶体の形を変えて屈折を調節し、
ピントを合わせて見えるようにします。
この水晶体を調節する筋肉は、眼の神経から延髄に届き、
そこで迷走神経の副交感神経繊維と連絡し合います。
そのため近いものをずっと見続けていると、その筋肉を酷使することになり、
自律神経のバランスがくずれてしまうので(自律神経失調症)、めまいや頭痛、吐き気などの症状が出てきます。
さらに悪化してしまうと、うつ病になる可能性もあります・・・。
そのためTVゲームのソフトや機械には、必ず注意書きのところに
「長時間プレイする場合は、1時間毎に約15分の休憩を取るようにしましょう
」
という記載があるわけなんです。
眼と脳が連携して認識できる!
きれいで壮大な景色を目の当たりにすると、かなり感動してしまいますよね。
管理人は生きている間にはあの有名なウユニ塩湖に行きたい・・・と思っています(笑
さて、こうした感動的な景色は”目”で見ますが、
実は目がとらえているものは光の情報だけなんです。
この光の情報を視神経を通じて脳に伝えられ、
脳が光の情報を処理してそこで画像としてはじめて認識されます。
つまり目は脳の重要なパートナーであるということなんですよね。
右目と左目の見え方に違いがあると脳は混乱する!
左右の目の能力に差がある場合、ちょっと問題があります。
左右の目の視力に差があることを不同視といい、
たとえば右目の視力が0.6に対して、左目の視力が0.02のように
左右の視力差が極端な人がいるとします。
その人がメガネで左右の視力が同じになるように矯正する場合、
レンズと目に距離があるので右目で見たものに比べて、左目で見たものが小さく見えるようになり、
これを不等像視といい、この状態だと脳が目がとらえた情報に大きく差が生じるので
処理するのに混乱してめまいが起こってしまい、両目でものを見るのが非常に辛くなります。
そういう人には目との距離がほとんどないコンタクトレンズが有効ですが、
コンタクトレンズをするのが難しい方にはレーシックが向いていると言えるでしょう。