トップページ > レーシック難民について > レーシック難民とは

レーシック難民とは?

レーシック難民とは?

以前テレビ番組でも報道されたことがあるのですが、
レーシック手術を受けたあとの後遺症に悩まされているレーシック難民と呼ばれる方たちがいます。

特に有名なのが、銀座眼科で手術を受けた人たちが目の感染症を集団で発症した事件です。
患者たちは元院長らに対して損害賠償請求を東京地裁で起こしていました。

レーシック難民について詳しく触れていきたいと思います。

合併症や感染症に悩む人達

レーシック難民とは、レーシック手術を受けた後に、深刻なドライアイや、ハロー・グレア現象など合併症や、
必要以上の視力があることによって引き起こされる眼精疲労や吐き気、
さらに目の感染症に苦しむ人達のことを言います。

レーシック手術は本当は安全な手術ですが、
一部の医師の技術の未熟さなどが原因で、レーシック難民が生まれました。

感染症の原因は衛生管理が徹底されてなかったから

銀座眼科の感染事件の原因は、
フラップを作るマイクロケラトームは高温高圧の減菌機「オートクレーブ」で減菌するべきものを
元院長が従業員に対してオートクレーブによる減菌作業をやめさせ、
代わりに自分がオゾン水だけで洗うように手順を変えたことが原因です・・・。

もともと従業員の方は自主的に、手術の度にオートクレーブを使って減菌作業をしていましたが、
この減菌作業には15~20分もかかってしまい、その間マイクロケラトームは使えなくなってしまうので、
手術をすることが出来なくなります。

そのため元院長は一人でも多くの患者を手術するために減菌の手間を省いたということです。

これは紛れもなく患者の安全よりも営利に目を向けていた元院長の責任ですよね・・・・。

現在ほとんどのクリニックや眼科では、
マイクロケラトームのブレードなど、目に触れる部分は使い捨てにされているので、
不衛生が原因の感染症の不安はありません。

過矯正に悩む人がほとんど!

レーシック難民の方は感染症の他にも、フラップが外れたり、しわになったりなど、
様々な症状を抱えていらっしゃる方がいます。

そのレーシック難民の多くは、
手術を受けたクリニックで、視力検査などをしても異常とは認められない新しいタイプの症状・・・
そう、「過矯正」なんです!

なぜ過矯正に悩む人が多いのか・・・・?

それはクリニック側にも過矯正に悩む人にも問題がありました・・・。

視力1.5や2.0が商品化されている!

レーシック専門のクリニックのホームページを見ると、

視力が1.5に回復しました!2.0まで回復しました!
景色がすごく綺麗に見えてものすごく感動です!

という文章がよくあると思います。
確かに、視力が1.5や2.0もあると遠くまでがすごく綺麗に見えていいなぁ~と思うことがありますが、
パソコンやスマートフォンなど近くを見ることが多い日常生活を過ごす人に、
そこまでの視力が必要でしょうか・・・?

答えは”No”です。必要ありません!

仮にパソコンのディスプレイを見ることが多い仕事に就かれている方が視力1.5まで矯正手術を受けたとします。
この状態は、結構遠くの方にピントが合っていることになります。
しかし近くの物を見ようとすると、ピントが合わないので、その分水晶体を調節する必要がありますが、
視力が1.5や2.0もあると、調節料がかなり増えてしまい、その分目に負担がかかります・・・。

適切な視力を知ることが大事!

日常生活で必要な視力は人それぞれです。
ゴルフ選手や野球選手など、視力2.0でかなり遠くが見えたほうが良い人もいらっしゃいます。
デスクワークが多い方は遠くも近くもある程度見える視力0.8~1.2の間で充分だと思います。

仕事や趣味など日常生活のことをよく考えて、
どこまでの視力があれば充分なのか、バランスがいいのかを
クリニックに行くまでによく考えておきましょう!

ページ先頭へ戻る