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適切な矯正度数を知る!

適切な矯正度数を知る!

管理人は小学生の頃から近視になり、
昔から視力1.5や2.0の人に対して、ものすごい憧れがありました。

しかし、趣味がゲームやインターネットで、
仕事でもプライベートでも画面を見ていることが非常に多いので、
弱めに矯正して少し近視が残っているほうが楽だということに気が付きました。

逆に強め強制しすぎると眼精疲労になってしまいますよね・・・

屈折度数の求め方!

屈折度数というのは、

屈折度数

という式で表します。例えば焦点距離が25cmなら、屈折度数は-4.0Dの中度近視になります。
使い捨てコンタクトレンズを使用されている方なら、
屈折度数は箱に表記されているので、一度確認してみて下さい。

視力と屈折度数は関係ない!

視力と屈折度数

グラフを見ていただくとわかると思いますが、
屈折度数が-4Dと-8Dの人の視力はほとんど一緒で、
そもそも屈折度数と視力は全く関係がありません

屈折度数に全く異常がない正視の人で視力が1.2の人もいれば、
屈折度数が-0.05Dという極僅かな近視の人でも視力1.5の人もいます。

レーシックで矯正する場合は少し過矯正にするのがベストだが・・・

へ?何言ってるのこいつ・・・過矯正ってレーシック難民じゃん?
ていうかさっきと言ってたことと矛盾してるよ・・・と思ってしまった方がいらっしゃるかもしれませんが、
一度のレーシック手術で長期的に安定した視力を得るためには、
+0.5Dほど過度に矯正したほうがベストなんです!

例えば屈折度数を
・+0.5D(若干過矯正で遠視気味)
・-0.5D(若干矯正不足の近視気味)
となるようにそれぞれ矯正したとします。

+0.5Dに矯正した人の場合、
多くの人が”若干目が疲れやすくなったが、よく見える
一部の人が”見えるんだけど、目が疲れやすくなって困った・・・”となります。

-0.5Dに矯正した人の場合、
多くの人が”疲れもなく、見え方も問題ない”
一部の人が”ちょっと見づらいんだけど・・・”となってしまいます。

以上のことからわかるように、若干弱めに矯正すると
近視が戻ってしまう確率は高くなってしまいます。

絶対に再手術したくないという方は、
若干過矯正にしてもらったほうが良いと思います。

ただし、腕の悪い医師や精度の低い機器を使用した手術の場合、
狙った視力より以上まで矯正してしまうことがありえます。
その場合は近くが見えなくなるだけではなく、角膜の削りすぎによる副作用が出てしまい、
最悪は自律神経失調症になる恐れもあります。

そのため適切な視力が得られるように
何回か手術を受けて、ちょっとずつ角膜を削るのがベストなんですが、
患者側の精神的負担や、病院側の経済的負担が問題で
現実的ではありません・・・・

したがって、機械の精度も良く、さらに腕が良い医師のところで
手術を受けるようにしないといけません!

メガネは使い分けるのがベスト!

ちなみにメガネの場合は、簡単に矯正視力を変えることができますので、
運転するときなど視力が必要なときは、正視になるように矯正したメガネ、
パソコンや読書など近場を見続ける時は、度数を落としたメガネ
というふうに使い分けるのが目に優しく、近視が進みにくくなります。

コンタクトレンズの場合は、使い分けが結構めんどうなので、
正視になるように度数を合わせるのが普通で、
近場を見続ける時は、軽い遠視用のメガネをかけて近視気味にしてあげると、
目に優しいのでオススメです。

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