施設選びのポイント!
レーシック手術を受けるときに
手術の値段だけで判断してはいけません。
レーシックは健康保険が効かない自費診療ですので、
施設選びは慎重にしたいところです。
まず適応検査を受けて見ること!
大手クリニックではレーシックの適応検査を無料で実施しているところが多いので、
レーシックに興味がある方はまず初診適応検査を受けてみましょう。
ちなみに、下記の検査項目はレーシックをする上で
眼の状態を知るのに必要な検査ばかりです。
特に眼軸長を検査していない場合は、
後々白内障になったときに、眼内レンズの度数を決めることが非常に難しくなります。
ただし、レーシック手術には直接関係しない検査ですので、
屈折矯正を専門としているクリニックでは検査を実施していないところが多いので、
眼軸長を測定してくれるところで一度検査を受けておくことが望ましいです。
レーシック適応検査の検査項目 | |
屈折度数検査 | オートレフケラトメーターを使用して、近視・遠視・乱視の度数を測定 |
角膜曲率半径計測 | オートケラトメーターを使用して、角膜のカーブと乱視の程度を測定 |
裸眼矯正視力検査 | 裸眼視力と矯正レンズを用いた視力を測定 |
内皮細胞検査 | 角膜の内皮細胞数と形状を検査 |
眼底検査 | 網膜など眼の奥に異常がないか検査 |
角膜厚超音波検査 | 超音波で角膜の厚さを測定 |
眼圧検査 | ノンコンタクトメーターで眼圧を測定 |
角膜形状解析 | 角膜の形状をトポグラフィー、オーブスキャン、ザイウェーブで測定 |
散瞳検査 | 散瞳剤を使用しピント調整が出来ない状態で屈折度数と眼底、 散瞳後の眼圧の変化を測定 |
涙液分泌検査 | 分泌される涙の量を試験用紙を用いて検査 |
細隙灯顕微鏡 | 角膜、結膜、前房水、水晶体の状態を確認し、異常の有無を検査 |
(眼軸長検査) | (眼軸の長さを検査する) |
使用している手術機器をチェック!
錦糸眼科、新宿近視クリニックなど当サイトが紹介している大手クリニックでは
信頼出来る最新のエキシマレーザーやフェムトセカンドレーザーを使用した手術を行なっています。
しかし、レーシックを受けることが出来る一般眼科では、
屈折矯正手術を生業としていないため、
手術で使用する機器が古いということが考えられます。
もちろん最新じゃないとダメだということはありませんが、
古いエキシマレーザーだと目の動きを追従する装置の精度が低いものが多いので、
医師の技術力だけではなく、患者がレーザーから目を逸らさないように、
目に変な力を入れないように気をつける必要があり、難しくなります。
分担作業に違和感を感じるか?
レーシック専門クリニック,眼科,大学病院の違いとは?でも記載しましたが、
大手クリニックでは作業の効率化・コストダウンのために
診察担当の医師と手術担当の医師が異なり、
フェムトセカンドレーザー、エキシマレーザーを担当する医師もそれぞれ異なる場合があり、
まるで工場の流れ作業のように手術を行います。
このことに不安や違和感を覚える方は、
費用が高くなりますが、一般眼科や大学病院での手術を受けることをオススメします。
信頼出来る眼科医か判断する!
超格安の手術に惹かれて適応検査を受けに来た人たちに、
あらゆる理由をつけて一番高い手術に誘導する悪質な医師もいるようです・・・。
きちんと患者の眼の状態や各手術のメリットとリスク、
質問したことを正確に説明してくれる信頼出来る医師眼科医を見つけましょう!
そのため一人の医師の意見だけではなく、
セカンドオピニオン、サードオピニオンを得るために
あらゆるクリニックで適応検査を受けることをオススメします。
信頼出来ない医師の代表例 |
・IT系の職種に就いている人に、視力1.5以上を薦めてくる ・弱めに矯正をお願いしているにもかかわらず、手術中に強めに矯正することを薦めてくる ・角膜が薄い、近視が強すぎるなど様々な理由をつけて、一番高い手術を薦めてくる |
長期保証は重要ではない!
手術後の診察費用、お薬代、再手術費用など、
指定された保証期間内だと無料で受けれると説明しているクリニックが多いですが、
その期間が1年だったり、15年だったり、一生涯だったりなど
手術方法によって区別しているところがあったりします。
正直に言ってしまうと、
手術を受けたクリニックや眼科が将来倒産してしまうと、
保証そのものがなくなってしまうかもしれません・・・。
そのため、余分なお金を出して保証期間を延長する必要はないですし、
無意味に期間が長い高い手術を受ける必要はないと管理人は考えています。
クリニックを選ぶときに保証が充実していることを望む方がいらっしゃるようですが、
最低1年間きちんと診察してお薬を出してくれるところなら充分ですので、
長期間よりもアフターケアの内容に注目しましょう。