レーシック手術内容を知る!
レーシック手術はどのような手術であるのかを、
理解を深めてもらうために、わかりやすく説明したいと思います。
手術の仕組みがわかればどうして近視が治るのか、
どうしてレーシック難民と呼ばれる人たちがいるのかが
わかると思います!
角膜をレーザーで削る手術!
レーシック手術は、
角膜をレーザーで薄く削って目に侵入する光の屈折角度を調節し、
屈折異常を正常な状態に戻す手術です。
近視の人の場合は、
角膜が平たくなるように中心を削っていき、
遠視の人は丸みを帯びるように外側を削ります。
この使用するレーザーをエキシマレーザーといい、
直接照射した表面を1µm(1mmの1000分の1)ごとに削るだけで、
視神経などに影響をあたえることはありません。
したがって、
レーシックによって失明する可能性はゼロです。
しかし、角膜は再生不可能な細胞なので、
一度削ってしまうと、元の状態に戻すことは出来ません。
角膜については、詳しくは「角膜の構造を知る!」をご覧ください。
角膜の調整は非常にシビアである!
角膜は非常に屈折量が多いレンズで、
眼に侵入する光の屈折量の75%が角膜によるものです。
そのため、
角膜を削って屈折異常を正確に治すには、
角膜の削る精度が極めて重要です。
角膜の削る量は、
眼科専門医がコンピュータに値を入力して決められます。
また、角膜と水晶体の合わせた屈折量は十人十色なので、
一人ひとりに合わせた削り方をするのが望ましいと言えるので、
レーザー装置の性能が優れているほど手術の精度は良くなります。
そもそも屈折を治すために、
体の一部を無理やり削りとるわけですから、
本来備わっていた機能が衰えたり、失われることも十分ありえます。
したがって過矯正になってしまったり、
ライトが眩しく感じるハロ・グレアなどの
副作用があらわれることは誰にも起こりうることになります。
(詳しくは「レーシックのメリット・デメリット!」をご覧ください。)