レーシックに失敗した有名人達(前田敦子さんなど)・・・
レーシック手術をした有名人の方ってたくさんいらっしゃるようで、
最近だと元AKBの前田敦子さんやゴールデンボンバーの樽美酒研二さん、
サッカー日本代表でロシアCSKA所属の本田圭佑選手
F1ドライバーのニコ・ヒュルケンベルグ選手などが有名ですね。
実はレーシック手術を受けた後に視力が低下したり、
感染症を発症した有名人の方もいらっしゃるようです・・・
前田敦子さんがレーシックに失敗したという噂について
レーシック前の眼鏡 |
最近ネット上で元AKBの前田敦子さんが
レーシック難民になったという噂が蔓延しており
正直本当なのか嘘なのかよくわかりません。
そこで 管理人はネットの情報を出来る限り調べてまとめて精査してみました。
レーシック後のメガネ姿について
レーシック後の眼鏡 |
2chの掲示板やNAVERのまとめサイトなどに、
レーシックを受ける前と比べて、
レンズが大きい眼鏡をしている前田敦子さんの画像が掲載され、
それが遠視用のメガネだと言われてレーシック難民だと噂になっているようです。
実はこのメガネ姿はあるテレビ番組で自動車免許を取得するために
自動車学校へ行くという企画があったのですが、
あくまでも前田敦子さんだとバレないための
変装としてかけている伊達メガネらしいです。
しかし眼鏡を掛けた程度ではすぐにバレてしまうと思うんですけどね(笑)
なんとあのタイガー・ウッズ選手も失敗していました・・・。
1999年10月にタイガー・ウッズ選手もレーシック手術を受けています。
受けた翌年の2000年は大きく飛躍する年になり、
様々なメジャー大会に優勝し、「カップがバケツに見えた!」という名言を残しています。
しかし、徐々に視力が乱れ始め頭痛に悩まされるようになり、
それが大会の予選落ちなど、ゴルフに影響が出始めました。
そして2007年に再手術を受けることになったそうです。
ちなみにタイガーウッズ選手の手術を担当したMark Whitten博士は、
ほかの患者で、片目がぼやけたり、ものが二重に見えるようになった男性に対して、
1万ドル以上を支払うように裁判所から言い渡されたそうです。
日本における現在のレーシック手術のガイドライン
矯正限度量を6Dまでとし、充分なインフォームドコンセントがなされた場合に限り、
10Dまでの範囲で行うことが出来ます。
つまりそれ以上に近視が進んでいる人は、
充分な視力を得るために角膜を削る量が多すぎるので、
レーシック手術を受けることが出来ないのです。
しかし、タイガーウッズ選手の視力は-11.5Dという超強度近視だったので、
本来ならばレーシック手術は不適応なはずですので、これが影響したのかもしれません・・・。
中日ドラゴンズの井端選手は再手術を2回も・・・
中日ドラゴンズの井端選手と言えば、
ベストナインが5回、ゴールデングラブ賞が6回も受賞していて、
荒木選手との鉄壁の二遊間を築いている素晴らしい選手です。
実は井端選手は試合中にコンタクトを装着していましたが、極度のドライアイのために、
イニング間で目薬を差していても試合終盤になると間に合わないほどでした。
そこで2008年のシーズンオフにレーシック手術を受けたそうです。
しかし結膜炎などに悩まされ、再手術を含めて3回もレーシックを受けたそうですが、
最後は角膜がボロボロの限界の状態になり、結局コンタクトレンズに戻したそうです。
これは井端選手だけに限らずコンタクトレンズ、
特にソフトコンタクトレンズを長年愛用している人に共通して言えることですが、
ソフトコンタクトを長期に渡って使用している人は、角膜の一番奥にある内皮細胞*1が減少しています。
また、内皮細胞が少なくなっている人は角膜が弱く薄くなっている傾向があるので、
レーシック手術を受けるのは適切ではないといえるでしょう。
内皮細胞が少なくなると?
内皮細胞は角膜の実質層(角膜の90%以上を占める再生しない細胞)に
水分、栄養分、電解質を供給する役目を担っていて、損傷を受けても再生しない細胞で、
活動するために酸素を必要とします。
酸素透過度が低い製品が多いソフトコンタクトを長時間装着していると、
内皮細胞に酸素が供給されなくなり、死滅してしまいます。
そのためドライアイになったり、
結膜の血管を通じて栄養が運ばれるようになるので目が充血しちゃうのです!
ヤクルトの一場選手は戦力外に・・・
東京ヤクルトスワローズに所属する一場選手といえば、
大学野球で活躍して期待されていた選手でした。
しかし、2007年に受けたレーシック手術の影響で右目に角膜炎が起こり、
視力が0.04に低下し、失明する恐れもありました。
なんとか失明の危機を乗り切り、球界復帰を果たしましたが、
目立った活躍ができず、つい先日戦力外通告を受けました・・・・。
タレントの松本伊代さんは近くが見えない状態に・・・
品川近視クリニックでレーシックを受けた松本伊代さんは、
術後2ヶ月で遠くは見えても近くは見えなくなったそうです。
これは年齢的に老眼が進行していたので、
近くのものにピントを合わせることが出来なくなっていたことが原因です。
そのため老眼治療も受けることになったそうですが、
レーシック手術と老眼手術を合わせた治療費はとても高額になりますし、
ちゃんと考えてやらなければいけませんね。
ほかにも失敗した有名人はたくさんいます。
アイルランド出身のロックバンドのU2のベーシストのアダム・クレイトンは術後の夜間視力の低下がひどく、
夜間に車を運転することが出来ないというインタビューが2004年のNYタイムズに載っていました。
また、マジシャンで有名なマギー審司さんも術後に視力が低下し、メガネの生活に戻ったそうです。
これらの失敗のほとんどが、医師の技術不足や機械の能力不足が原因です。
そのためレーシックを受けるなら、
実績のあるちゃんとした機械を使用しており、
さらに腕が確かな医師に執刀してもらう必要があります!